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・自宅の遺品整理

葬儀が一段落したら故人の遺品整理を行います、一口に遺品と言っても衣類、装身具、家具、書籍、手紙、書 類、メモなどさまざまな分野があり、遺品整理は想像以上に大変な作業です。形見分けを行うならその事を念 頭に整理していきます。

まず、「使えるもの」「保存するもの」「償却するもの」「処分するもの」に分けて進めるとよ いでしょう。日記、住所録、メモ帳、手紙などは、いつ必要になるか分りませんので、最低一年間は一箇所にま とめて保存しておきましょう。

衣類を形見分けに差し上げる事は失礼にはあたりませんので、希望する人のた めにクリーニングに出すものと処分するものとに分けて整理しましょう。
また、仕事上の書類は後日会社の人に 確認してもらう必要がありますので一つにまとめておく事をお勧めします。

もっとも注意しなければならないの が預金通帳、株券など有価証券、税金関係の書類など金銭に関する書類です。これらは財産相続という事に なり、法律的な手続きが必要となりますので大切に保管してください。故人名義の預金通帳は必要書類がな ければ勝手に解約する事はできません。

法律に関する諸手続きを参考にしてください。また「焼却するもの」に ついては遺品を供養してから焼却する「焚き上げ」という方法があります。専門業者が行っている地域もありま すが、分らない場合は葬儀社、お寺、神社に相談するとよいでしょう。

・形見分け

形見分けは希望しない人に差し上げるのは失礼です。
あくまでも希望される人や遺言があった場合と考えてく ださい。形見分けを行う日に特に決まりはありませんが、仏式は四十九日忌法要が済んでから、神式は五十 五日祭のとき、キリスト教は一ヵ月後の昇天記念日が多いようです。渡す時に包装紙に包む必要はありませ ん。